おはようございます!
宇津木台たにあい整骨院の玉置です。
本日もブログへの訪問、誠にありがとうございます。
さて、今日はいきなり本題。
前回書けなかった、なぜ腹筋運動がよくないのか?と正しい腹筋運動、ストレッチについてのお話をしていきます。
腹筋(表面の腹直筋)が固くなると腰が痛くなるというのは前回のブログに書いた通り、姿勢が悪くなるからだというのはご理解いただけたでしょうか?
…わからなかったら聞きに来てください(笑)
で、皆さんがおそらく認識しているであろう腹筋運動ですが、なぜよくないのか?
あおむけの状態で膝を立てて、そこから身体を全部しっかり起こすやつです。
腹筋が固くなると腰が痛くなる…というのも一つなのですが、実はまず一つ目の理由としてそもそも論が違ってきます。
あの運動で大きく動いているのってどこでしょう?
…
よく見てみると股関節だとは思いませんか??
はい、そうなんです。実はあの運動は股関節が曲げ伸ばしされる運動になります。
股関節を動かすのに働く筋肉は太ももの前の筋肉です。
腹直筋は股関節を通らないので、あの運動ではそもそも主要には働きません。
で、3つくらい前のブログで腰痛の原因に股関節周りの筋肉があるよーって話をしています。
太ももの前の筋肉は股関節を動かす筋肉の中でも特に力の強い筋肉ですので、実は腰痛を悪化させてしまう可能性があるのです。
これが一つ目の理由。
次にあの運動、実は腰椎にかかる圧力がものすごく上がると言われています。
そうするとどうなるのか?背骨の間にある椎間板がつぶされて押し出されてしまいます。
この状態をヘルニアと呼びます。
特に40歳くらいまでの方はヘルニアのリスクが上がりますので、やらないほうがいいです。
50台以上の方は急なヘルニアはほとんどならないのですが、それでも負担がかかることには変わりありませんので、やめておきましょう。
今欧米の少年スポーツの現場ではこの腹筋運動はタブー視されているほどです。
ちょうど昔のうさぎ跳びみたいな感じです。
この2つの観点からも状態起こしのような腹筋は必要ないどころか、良かれと思ったことが腰痛の原因になってしまいかねないのでやらないほうがよいでしょう。
ではそれでも腹筋を鍛えたい方は正しい形で腹筋をして、さらにストレッチをしてください。
デスクワークの方もこの腹筋のストレッチは取り入れることをお勧めします。
正しい腹筋は
このように頭を手で支え、ちょっと身体を起こしてちょうどへそを見るくらいに身体を丸める感じにするのがよいでしょう。
この時手で頭を支えるのではなく、無理やり起こしてしまうと首を痛めるので注意してください。
これだと腰への負担を減らして腹筋を動かすことができます。
次にストレッチですが
こんな感じで身体をそらせます。
ポイントは身体を反らせるのですが、腰だけでそらせるのではなく、太ももや足の付け根から体の前面全部を伸ばしてあげるイメージで行うといいです。
さらにあごも上げましょう。
そうするとおなかの前が伸びるのを感じやすいはずです。
30秒くらいかけてゆっくり、痛みのない範囲で行いましょう!
(ストレッチ中腰に痛みが出る場合は角度を緩めてみて、それでもダメなら中止してください)
デスクワークや勉強などで座って姿勢が悪くなっている人は特に腹筋は固くなっていることが多いので、このストレッチは効果的です。
もちろんすべての人に有効というわけではなく、またぎっくり腰の際に行うと痛みが増大する可能性があります。
自分に適応かどうかわからない場合は一度ご相談ください!
適切なストレッチの指導をさせていただきます。
運動としてほかにはお尻の筋肉を鍛えたり、腹式呼吸をしたりと腰痛の予防になる運動はたくさんありますので、そちらも知りたい方はいつでもご相談ください!
しっかりと施術で痛みを取って、セルフケアをして痛みの出にくい生活を目指しましょう!
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