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​こんな症状の方へ

​肩こり(かたこり)

■疲れなら休めば治るはず?

肩こりは、特に症状が重い場合は、頭痛や吐き気を伴ったり何日も辛い痛みが続く事もあります。本人にとってはすごく辛い症状なのに、「肩こり」と一言で言ってしまうと、周りの人からは「肩こりぐらいで」と、その辛さを理解してもらえませんよね。

一般的には、首から肩、及び背中にかけての筋肉の張りを一般に「肩こり」と呼ばれています。

単なる筋肉の張りや疲労が「肩こり」ならば、その辛い首、肩、背中の張りや痛みは「肩こり」ではないのかも知れません。

なぜなら、単なる筋肉疲労による症状ならば疲労が取れれば症状は改善するはずだからです。

肩こりの女性

■肩こりの原因は?

人の頭と腕の重さは個人差はありますが、それぞれ体重の10%だと言われています。という事は体重50キロの人の頭の重さは5キロ、両腕が10キロもあるわけです。5キロという重さは11ポンドのボーリングの球と同じなので、常に肩にボーリングの球を3個を載せていると考えるとどれだけ負担がかかっているか想像し易いですよね。

その負担に加え、姿勢や体型、生活習慣など、さまざまな要因が重なると、肩の筋肉が過度に緊張します。

 

筋肉に緊張(張り)が生じると、そこに乳酸という疲労物質が蓄積していきます。この乳酸は、筋肉を硬化させ、血流を阻害するものです。こうして肩の周辺が血行不良となると、痛みの物質が生産され、肩こりを感じることになります。

さらに、痛みや不快を脳で感知すると、いっそう筋肉が疲労し、乳酸の蓄積を招きます。こうして血行不良や痛みに連鎖し、悪循環へとつながっていきます。マッサージを受けると気持ち良くなるのは、押されたり揉まれる事で血流が一時的に改善されるからです。ただし効果は一時的であって、原因が解消されないと慢性化してしまいます。

肩こりは、姿勢や生活習慣など多くの原因が関わっていると考えられています。例えば、同じ姿勢でかかる負担ずっと同じ姿勢を続けていると、同じ筋肉にばかり負担がかかってしまいます。特に、椅子に座った状態で手元を見続けるデスクワークや、ハンドルを握り続ける長時間の運転、横向きに寝転がる読書スタイルなどは、肩の筋肉が疲労しやすい姿勢です。

■眼精疲労も肩こりの一因

宇津木台たにあい整骨院には、最近は眼精疲労を訴える患者様も多くなってきました。これも肩こりの原因となります。小さな文字を読むことはもちろん、会社にも家庭にも普及しているパソコンの使用も、まばたきを減らし、眼精疲労を起こしやすくします。目の周辺の筋肉が緊張し、それが首や肩に波及することで、肩こりへとつながるのです。つい読書やパソコン業務に没頭しそうになっても、定期的に目を休める時間を取ることが大切です。

■医療機関では頚腕症候群と診断される

肩こりの痛みが頸部や頭、腕にまで影響することもあります。これは肩は体のほかの部分につながっている為です。こうした痛みは、医療機関で「頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」と診断される事が多い様です。

溜まった疲労物質の影響で痛みが生じてくる肩こりですが、人によって感じる症状はさまざまです。単に、痛みとして感じるだけでなく、肩に重みがある、こわばる、だるいといった感じ方をする人もいますし、中には、ジンジンするしびれや冷たさを感じる場合もあります。


単なる筋肉疲労による「肩こり」なのか、筋肉や背骨に異常が起こったための張りや痛み「頚肩腕症候群」なのかを判断するには、

・睡眠や身体を休めることで症状が取れるかどうか?

・柔軟運動やストレッチ運動で症状が取れるかどうか?

それでも症状が取れないのならば「肩こり」ではなく「肩頚腕症候群」なのかもしれません。
 

■当院での施術

肩こりにつながる筋肉の緊張は、僧帽筋(そうぼうきん)を中心に発生します。僧帽筋は、首の後ろから肩、背中の表面上にまで広がる筋肉です。このうち、まず肩上部に痛みが生じる場合が少なくありません。何か物体がのっているかのような重さに違和感を覚えることが、多くの肩こりの始まりです。

 

こういった初期の肩こりが解消せずに進行していくと、次第に痛みの範囲が広がっていきます。肩上部から首や背中へと広い範囲に肩こりの症状が及ぶこともあれば、深い部分の筋肉にまで緊張が生じることもあります。こうなってくると、肩甲骨と脊柱の間に鉄板でも入ったかのようなこわばりや重い痛みに苦しむことにもなりかねません。

また、症状の重い肩こりを放置しておくと、首から頭にまで影響し、頭痛や顔の痛み、吐き気にまで進んでしまう可能性があります。さらには、手のしびれや痛み、腕の上げ下げがしにくいといったことも、肩関節の痛みから進行し得る症状の1つです。

当院では、この原因となる僧帽筋の緊張を緩めてほぐす事を狙い痛みを和らげ、手技療法で原因となる姿勢の歪みを正しく元の状態へ戻していきます。

長く肩こりが続いていらっしゃる方は、宇津木台たにあい整骨院にお越し下さい。

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